lifepsychology’s diary

30代のおっさんが生きていく中で感じていることをただ書く

心穏やかに過ごすための1つの方法

心を穏やかに保つことって難しいですよね。

良い方にも悪い方にも心が振れ過ぎると疲れてしまう時があると思います。

 

若いうちはあまり気にならなくても、歳を重ねると

 

『もう少し穏やかな日々を過ごしたい。』

 

と思うようになる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

でも、現実には良い事も悪い事も様々なことがあるので心を穏やかに保つことは口で言う程簡単ではありません。

 

どうしたら心を出来るだけ穏やかに保ち、日々を平穏に暮らせるか、僕が実践している方法をご紹介します。

 

まず心が振れている時、というのは同時に何かしら感情がわいていると思います。

嬉しかったり、悲しかったり、腹立たしかったり、恋慕だったり、色々ありますよね。

 

逆に特別大きな感情わいていない時というのは心も穏やかでいられているはずです。

つまり、心を穏やかに保つためには、強い感情を持たないことが必要です。

 

そうはいっても、感情のコントロールというのはとても苦労するもので、完璧に制御しきれる人、というのはほぼいないのではと思っています。

 

例えば世の中には『アンガーマネジメント』や『仏教の教え』のような本で感情のコントロールをするための俗に言うハウツー本のようなものもあり、僕も何冊か読んだことはありますが、僕が読んだ限りではこれらの本は

『感情がわいたときにどう対処をするか』という所に重きが置かれていたように思います。

例えば、3秒間我慢する、とか、自身の体の音を聞く、とか、そういうことですね。

勿論それはそれで有用なのかもしれませんが、根本的対処にはなりません。

 

僕は25の頃から心を穏やかに保ちたいと思い、自身と向き合い、どうすれば感情のコントロールが出来るのかを考え実践をし、28くらいの頃にようやく自分がある程度納得できるくらいまでコントロールできるようになりました。

 

まず第一に考えたのは、なぜ感情が生まれるのか?です。

僕は学者や研究者、医者ではないので、あくまで僕自身がそう思っているだけのことですが、感情は必ず欲求と現実とのギャップから生まれると考えています。

欲求と現実のギャップが0に近ければ近いほどポジティブな感情が生まれ、

欲求と現実のギャップが大きければ大きいほどネガティブな感情が生まれます。

 

しかし、多くの人は潜在的な欲求、深層心理における欲求を理解していないことが多いです。

そしてその欲求と向き合っていないからこそ、自分の感情に振り回されるということが発生します。

 

何かあったときに、自分が感じたくない感情を感じてしまったときは、まずはこの感情は自分のどんな欲求から生まれたのかをよく考えてみましょう。

 

例えば、自身を実態以上に大きく見せたくなってしまったような時(凄いと思われたい、褒められたい)は『承認欲求』があるでしょうし、子供や部下が言ったことを守らなかったり、自身の希望に沿ったことが出来ずに腹が立つときは『支配欲求』があるでしょう。

 

どんな感情や欲求でもそうですが、それが単に悪いということではなく、

自分が何かの時に決まってこういう感情的反応が起こる。ということが分かっていて、

『どうにかしたい。』『苦痛だ。』ということであれば、そこに付随する欲求を見つめ、コントロールする以外には感情の制御はほぼ間違いなく出来ないと思います。

しかし、それが出来るようになると、他人からの評価を気にして変に見栄を張ったり、逆にビクビクしたり、他者との関わりの中で怒ったり、落ち込んだりすることが減り、周りに振り回されない自分の人生を生きることが出来るようになってきます。

 

そこに至るまではそう簡単ではありませんが、それをする価値は十分にある。と僕は思っています。

 

じゃぁ具体的に欲求のコントロールってどうするの?っていう話に関してはまた別の記事で書いてみようと思います。